「星の王子 ニューヨークへ行く」を観て👑
作品を知ったのはとあるyoutuberが話の内容を解説していて、興味を持ち見た。
以下YouTubeリンク↓
1988年に作られた映画だが、今でも愛される訳がそこには隠されていた。
英語表紙
日本語表紙
作品を見る前からこの作品の期待度は高かった、何故なら解説をしてくれた人がとても上手で主人公のエディーマーフィーの演じてる役の、面白い場面をピックアップしていたからだ。
作品中では「親の敷いたレールを生き、決められた結婚をする」だが主人公は結婚する相手は自分で決めたいと言い、40日間の有余をもらい、その間結婚相手を探す。自分でなんとか道を見つけ出そうとし、素敵な相手を見つける。
映画の中の最大のテーマである、「結婚相手」を見つけることは簡単なことではない。やはり色んな人と付き合い比べ合うのではなく、短い期間中に最初に出会った一番惹かれる人に一途にアプローチをすること。結婚相手を見つけるのに、現代では「色んな経験」があった方が良いと言うが、それは違く、ただ真剣になれず、色んな人と出会っては、途中で諦め、別れる。選択肢が広まる分悩み、時間が経っても相手を選べないのだと思う。
本当はもっとシンプルなんだ。
この人が好き、だから結婚する。
作品中の主人公の様に、何でも出来る程彼女に対して真剣だった。
何事も妥協せず、チャレンジすれば努力の向こうに必ず道は開かれる。
もう一方で、今の私に響いたことが「40日間の有余」である。ある物事を決めるにはやはり時間設定は欠かせないのだなと感じた。
期間が決められているからこそ、時間内に出来る限りを尽くし、結果が出せるのだなと改めて気付かされた。
そして、やはり注目すべきところは、彼らの演技力と作中のユーモアのセンスだ。
アキーム役のエディー・マーフィーは有名なコメディアン俳優であり、その演技力とギャグの高さは世界共通で面白い。だからこそ、この映画は現在でも見続けられているのだと思う。他にも相棒役のセミー役演じるアーセニオ・ホールの演技も個人的にはいつも微笑み気味なところが可愛いく、印象的であった。ちょい役の悪者役でサミュエル・L・ジャクソンと大物俳優が出たり、他にも豪華俳優/女優が勢揃いであった。
一つ難点を言えば、1、2箇所話が長くつまらないシーンもあったがそれを除けばとても面白い作品であった。
コメディー映画好きには是非観て欲しい作品である。