パリで警察が怖い理由 (⚠︎画像に注意)
2020年11月21日、パリ17区での出来事。
警官は「銃を手に取ろうとし、暴力を加えられた」と証言したが、監視カメラが事件の一部始終を映しており、全くの嘘だったことが判明し問題になっている。
以下ニュースリンク:
https://www.instagram.com/tv/CIDlIZKolcn/?igshid=guoz2fjb75wl
事は17区にあるとあるスタジオで起った。
アフリカ系フランス人のミッシェル(職業: 音楽制作のプロデューサー)が自身のスタジオ近辺にマスク無しでいたところへ、警官が車で近くを通りがかった。彼は罰金を避けるべく建物内に入ろうとした。
しかしドアを開け中へ入ろうとしたところ、無断で後を付けてきた3人の警官が建物内へ侵入し、「マスクを着用していない」理由で、20分間に渡り殴る、蹴る等の暴力を一方的に加え「黒人野郎」「黙れ」と幾度となく差別用語を浴びせた。
↑「黒人野郎」と叫ぶ警官
途中、被害者は画面向かって右側のドアを開け、下階にいた9人のアーティスト達に助けを求めたが、警官はそれを阻止しようとドアを閉める。
↑助けに来たアーティスト達を追い払う様子
声を聞きつけたアーティスト達が一丸となり、ようやく警官を外に出したが、数秒後家の中に催涙弾を投げられ、無理矢理外に連れ出される。
↑催涙弾を投げられ出来た穴
↑催涙弾を投げ連れ出そうとする様子
一連の流れの間、警官が援護を求め数台のパトカーやの警官が外で待機しており、出てきた被害者を又もや暴行を加え、他の罪の無いアーティストをも5メートルに及び地面に引きずり暴行し怪我を負わせる。
↑建物前
↑引きずられ顔に傷を負う
暴行を加えられてる最中「カメラ、カメラ!」と通行人が叫ぶと、暴行をピタッと警官はやめたと証言。
事件後、証言をした両者は全く別の話をしました。
警官はアフリカ人男性が銃を手に取ろうとし、暴力を振るって来たと証言。
一方、被害者は真実を話したが、信頼度が極めて低かったようです。
しかし、事件の一部始終をとらえた監視カメラを見せ状況は一変しました。
⚠︎以下画像注意
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警官からの暴行を加えられた後の顔です。
ここからは私の意見になります。
この事件で一番怖いというのが、警官のでっち上げた嘘です。
被害者達が全員、アフリカ人とういうだけで、世の中は偏見持ちすぐに悪者扱いをし、時に真実までも折り曲げてしまいます。
「警官」という職業は本来なら、市民を守るという使命のもと善と悪をしっかりと区別し、行動をしなくてはなりません。
今の世の中には警官になる資格がないと思われても仕方のない事件が世界各国で多発しており、「警官」という職業はフランスではイメージがとても悪くこの事件で浮き彫りになりました。
一般市民に腹いせのため害を加える。
こんなことがあっていいのでしょうか。
自分の身は自分で守らなければなりません。
同年、11月17日からフランスでは「警官を撮影するのを禁止する」ことが議論されている。
このことにもフランス市民は疑問を持っている。
彼のスタジオにもし監視カメラがなかったら、今頃彼はどうなっていたでしょう。きっと彼の証言に耳を貸す者などいなく、刑務所にいたでしょう。
こんな事件を信じられないと思うかもしれませんが、全て事実です。
もっと怖いのは警官がもし発砲していたらと仮定した場合です。
発砲し、死に至らなかったのは不幸中の幸いと言えるでしょう。
煙の中、ドアの前で警官に銃を向けられ、彼は殺されるかと恐怖を覚えたそうです。
今までアメリカでは、事件に巻き込まれて命を絶ったアフリカ人の人々が多々います。
日本では、人種問題はまだまだ数少ないと思いますが、移民が共存するパリでは差別問題が後を耐えません。
この世の中に差別がなくなり、日本のみなさんが差別問題についてより理解を深めてもらいたく、この記事を書きました。
無断な死や争いが無くなり、平和な世の中がいつか訪れることを祈って。
以下ニュースリンク
https://www.instagram.com/tv/CIDlIZKolcn/?igshid=guoz2fjb75wl